
介護を必要とする方々の、日常生活を支える専門的な知識と技術の習得はもちろん、要介護の方やご家族の想いに寄りそえる介護福祉士(国家資格)を目指します。
校内での専門的な知識の習得と並行し、厚生労働省で定められた介護実習時間より30 時間多い介護現場での実習や福祉施設のボランティアを通じて、実践力を養います。地域で開催される研修・講演会にも積極的に参加し、現場で求められる知識の向上を図っています。卒業生の多くが、地元十勝の介護現場で活躍しています。
■将来のカタチ
- 》介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)勤務
- 常時介護を必要とし、自宅での介護が困難な方が入所します。食事・入浴。排せつ等の日常生活上のお世話を行います。
- 》小規模多機能型居宅介護スタッフ
- デイサービスのように事業所に通う「通い」でのサービスを中心として、自宅で訪問介護を受ける「訪問」やショートステイを行う「泊まり」を組み合わせたサービスを提供します。
- 》介護老人保健施設勤務
- 病状が安定した方が入所し、リハビリを中心とする医療ケアを受けることができます。看護・医学的管理下における介護、機能訓練等を行います。
- 》その他
- グループホーム、デイサービス、病院、障害者支援施設など。
■取得できる資格(一部)
- 介護福祉士国家資格
- 福祉住環境コーディネーター検定試験
- ケア・コミュニケーション検定
- ケアクラーク技能認定試験
- 日本赤十字救急法救急員
■授業風景
■時間割
月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | |
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9:00~10:30 | 心理学 | 色彩学 | 介護福祉論 | ケア・ コミュニケーション技術 | 介護総合演習Ⅰ |
10:40~12:10 | 心理学 | 家政学(被服) | 介護総合演習Ⅰ | パソコンⅠ | 生活支援技術Ⅰ |
12:10〜13:00 | ランチタイム | ||||
13:00~14:40 | 医学概論 | 社会の理解Ⅰ | 生活支援技術Ⅰ | 介護福祉論Ⅰ | 家政学(栄養) |
14:40~16:10 | 放送大学 | 社会の理解Ⅰ | 生活支援技術Ⅰ |
- 1年次前期の時間割の一例です。
- 5時限目に授業を行う場合もあります。
■Curriculum
- ■一般科目
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- ホスピタリテイ
- パソコン
- 色彩学
- 人間関係とコミュニケーション
- 人間の尊厳と自立
- ■専門科目
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- 介護福祉論
- 家政学(住居)
- 家政学(被服)
- 家政学(栄養)
- 栄養調理
- ケア・コミュニケーション
- 生活支援技術
- 介護過程
- 事例研究
- 介護系総合演習
- ■介護実習
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- 第1段階
- 1年次:1週間(6月)
- 第2段階
- 1年次:5週間(11月~1月)
- 第3段階
- 2年次:5週間(5月~6月)
- 居宅実習
- 2年次:1週間(7月)
- 発達と老化の理解
- 認知症の理解
- 障害の理解
- 医学概論
- 心理学
- リハビリテーション論
- 国家試験対策
- 医療的ケア
■充実の校外実習

利用者やご家族に寄り添った心のケアを学ぶ
当然、人をお世話する時には、身体のケアだけではなく、心のケアも大切になってきます。当校では、心理学、色彩学、コミュニケーション技術等の中から力ウンセリングに関する技術も身に付け、心のケアも含めた援助ができる人材を育てています。さらに、現代社会においては自身の心のケアも重要な課題と言われています。当校ではその点にも着目し、ストレス社会に負けない心のケアについても学ぶことができます。
実習先の選択が可能なこと等が卒業後の就職へと繋がり14年連続就職率100%
厚生労働省で定められた実習時間よりも長く、当校では、実習先を自分で選択することが可能です。実習時聞が長いこともあって介護現場で実践力が確実に身につきます。また、地元に密着した学校だからこそ、就職にもつながりやすく、昨年度は第1希望の就職先ヘ決まった学生が多いことも特色とあげることができます。
■活躍する卒業生
堀 悠里加 (平成25年3月卒)
介護老人保健施設「もみじの里」
入所している方の生活全般の支援をさせていただいています。利用者さんとゆっくりと関わる時間から小さな変化にも気づき、必要なケアに繋がったり、笑顔を引き出せた時にはやりがいを感じます。また、家庭的な雰囲気や季節感も大事にしています。