医療ビジネス科

2年制 定員20名
患者さんへ笑顔と優しさを
知識と自信に
こんな資格がとれる

■医療事務関連:医療事務技能審査試験(医科、歯科)/医師事務作業補助技能認定危険/ケアクラーク技能認定試験/日商簿記検定試験 ■パソコン関連:日商PC検定/MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
■ビジネス関連:実用英語検定/ビジネス能力検定・ジョブパス/秘書検定

こんな仕事につける

■医療事務・医療秘書 ■医師事務作業補助者 ■診療情報管理者

診療報酬請求の知識・技能と接遇マナーを身につけたドクターズクラークを目指します

ドクターズクラーク(医師事務作業補助者)とは、医師の負担を軽減するために、事務作業を代行して行う今話題の仕事です。医療保険制度や医療関連法規、医学・薬学の基礎知識を学び、実際の医療現場で必要となる診療報酬(治療費)の計算や請求業務に関する知識や技能を、実習やインターンシップで身につけます。患者様に信頼される接遇マナー・礼儀作法と、IT化の進む医療現場で即戦力となる情報処理能力の高い人材を育成します。

医療系 検定スケジュール

1年前期

  • 医療事務技能審査試験(医科)

1年後期

  • 調剤事務管理士技能認定試験

2年前期

  • 医師事務作業補助技能認定試験

2年後期

  • 医療事務技能審査試験(歯科)
  • ケアクラーク技能認定試験

ビジネス系 検定スケジュール

1年前期

  • 日商PC検定(Word)
  • 日商簿記
  • 原価計算初級(ネット試験)
  • サーティファイExcel
  • 情報活用試験(J検)
  • ジョブパスB検

1年後期

  • 秘書検定2級
  • 色彩検定3級
  • MOS Excel
  • 実用英語検定
  • 全経簿記検定
  • 日商簿記検定

2年前期

  • 色彩検定2級
  • 全経PC会計3級

2年後期

  • 秘書検定準1級
  • 全経PC会計2級

将来への期待

十勝管内の医療現場で活躍

病院・クリニック・保険調剤薬局で卒業生が活躍しています。受付業務、治療費の算定・会計業務、診療報酬・調剤報酬請求業務に必要な基礎知識と技能を習得します。

望まれる医師事務作業補助者の配置

病院勤務医の働き方改革の一翼を担う存在として、期待が大きくなっています。医師の指示で電子カルテ・各種診断書・証明書等の医療文書を医師の代わりに入力・作成を行います。配置後6ヶ月間で必要とされる32時間以上の基礎研修を在学中に終了します。

授業科目 CLASS SUBJECT

1年次

  • 一般科目
    ビジネスコミュニケーション
    ビジネスリテラシー
    キャリアデザイン
    心理学
    英語Ⅰ〜Ⅲ
    就職対策講座Ⅰ
    秘書実務Ⅰ・Ⅱ
    日本文化Ⅰ・Ⅱ(茶道)
  • 選択科目
    色彩学Ⅰ
  • 専門科目
    医療倫理
    医療事務医科基礎Ⅰ〜Ⅳ
    医事コンピュータ
    医学一般Ⅰ・Ⅱ
    薬学一般
    調剤事務
    障害の理解
    情報リテラシ−概論
    原価計算基礎
    簿記初級・中級
    社会保障制度
  • 実習科目
    オフィスアプリケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ
    (Word/PowerPoint/Excel)

2年次

  • 一般科目
    英語Ⅰ〜Ⅲ
    就職対策講座Ⅱ・Ⅲ
    秘書実務Ⅲ・Ⅳ
    日本文化Ⅲ(華道)
  • 選択科目
    色彩学Ⅱ
    データベース実践
    簿記上級・実践
    介護職員初任者研修講座
  • 専門科目
    医療事務歯科応用Ⅰ〜Ⅲ
    医療事務総論
    医療文書作成
    医療事務歯科Ⅰ〜Ⅲ
    医事コンピュータ演習
    電子カルテ
    介護事務Ⅰ・Ⅱ
    コンピュータ会計Ⅰ・Ⅱ
    データベース基礎
  • 実習科目
    医療機関実習Ⅰ
    (病院またはクリニック/2周間/6月)
    医療機関実習Ⅱ
    (調剤薬局/2週間/8月)
  • 受講したい科目のみを履修できる科目履修制度もあります。

人気のカリキュラム
ランキング

  1. 第1位

    医療事務医科基礎Ⅰ~Ⅳ

    Ⅰ~Ⅳ(全60回)の授業を通して医療事務医科の仕事、特に窓口担当者として必要な知識を習得します。医療保険制度・医療関連法規および診療報酬の算定方法の基本を学習し、医療事務技能審査試験(医科)合格を目指します。

  2. 第2位

    医学一般

    医療事務スタッフに必要な医学の基礎知識を身につけ、患者様の状況を考えて迅速な対応に繋げられるようにすることを目的とします。人体の基本的な構造と機能、主な疾病の理解、感染症対策など医療業界で必要な医学の基礎知識を習得し、医療現場で生かすことができるよう学習します。

  3. 第3位

    電子カルテ

    電子カルテ演習用ソフト「C&C電子カルテシステムⅡ」を用い、医療情報システムのIT化の中心的役割である電子カルテシステムの必要性、必然性を認識しながら、診療録の法的要件の知識を身につけ、入力演習を通して理解を深めます。POMR(問題指向型診療録)の基本を学び、S・O・A・Pの4項目に分けての記録方法を理解し、医師事務作業補助者としての代行入力の基本を習得します。

希望医療機関への実習

学生から実習先の希望を聞き、医療機関へ打診します。医療機関の状況等で希望に答えられないこともありますが、過去には釧路・東京で実習を行った学生もいます。 薬局は北海道薬剤師会と連携を取り、決定します。
コアに進学する前から就職したい医療機関が決まっていて、「実習はその医療機関で行いたい!」という強い希望を持ち、実習に臨む学生もいます。
そしてほとんどの学生が十勝管内で実習を行うため、地元での就職率の高さに繋がっています。

先輩の声

医療ビジネス科卒業
佐藤 亜衣さん

日々のコミュニケーションで安心できる信頼関係を作る

有限会社ミドリ調剤 やよい調剤薬局に勤務

処方箋をお持ちになった患者さんの保険証やお薬手帳などの確認、調剤補助を行っています。処方箋を預かったら内容を確認し、患者さんが病院で伝え忘れていることなどがあれば、必要に応じて病院と連携して処方箋を修正することもあります。

現場では日々多くの人、そして幅広い年代の方が訪れます。薬の知識だけではなく、適切なコミュニケーション能力も必要とされますが、学校で社会人マナーとして接遇を学べたことが役立っています。薬の知識など学ぶことはたくさんありますが、患者さんとの接点を大切に安心も提供できるよう成長したいです。

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