しかし、財団法人インターネット協会の「インターネット白書2005」によると、日本のインターネット人口は7000万人を超え、世帯浸透率は80%を超えています。また、本校の2年前(2003年)の調査によると、情報系学生のパソコンの所有率は約60%、携帯電話の所持率は80%を超えています。多くの人が、いつでもどこでも、自分の必要な情報を入手し、コミュニケーションをとり、またホームページやブログの開設、掲示板の書き込みと言う形で、世界に向けて簡単に情報を発信することができるようになりました。そのため、20年前には考えられなかったトラブルや事件も多く発生し、個人レベルの情報モラルやセキュリティーについての教育はとても重要なものになりました。もちろん個人の生活だけではなく、企業におけるITの位置づけも大きく変化し、求められるスキルや人材像も、20年前とは大きく変化しているのが現状です。
そのような社会変化に応えるため、同じ「コンピュータ技術者」「現場でのITのエキスパート」の養成とであっても、以前と同じ、昨年と同じカリキュラム、昨日と同じ授業ではない、常に進化した高度な教育を、提供して行く必要があると、感じています。そのため、例えば、外部講師の積極的な活用や、協賛会企業を中心にご協力いただいている全学生参加のインターンシップなど、即戦力要請のためのカリキュラムを実現しております。
また、専門学校としての教育内容も、IT分野にとどまらず、時代のそして地域のニーズに応えていく必要があると感じています。本校では、平成11年に介護福祉士養成の学科を立ち上げ、来年度は情報ビジネス科の中で、医療現場で医療事務や医療秘書といったエキスパートを養成する「メディカルライセンスコース」をスタートします。また現在は、今後の十勝経済を支えていかれるような、観光サービス分野への人材育成に向けて準備を進めております。
今後は、全国9拠点10校の姉妹校や、東京の本部組織の機能を十分に活用しながら、1000名以上の卒業生を含めた、地元の多くの方への市民開放講座の開設や、公開講座を通じて、多くの方と交流を持ち、真の意味での開かれた学校を目指して、邁進していきたいと思っています。
若い人を中心に、夢を与え続けていかれるような、世界に向かって多くのチャンスを提供できるような、そんな教育機関を目指して日々努力してまいります。
今後とも、ご協力をよろしくお願いいたします。
|