介護福祉科

2年制 定員20名
たくさんの笑顔と
人生の出会い
こんな資格がとれる

介護福祉士国家資格/福祉住環境コーディネーター検定試験/ケア・コミュニケーション検定/ケアクラーク技能認定試験/日本赤十字救急法救急員

こんな仕事につける

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)/小規模多機能型居宅介護スタッフ/介護老人保健施設/グループホーム・デイサービス・病院・障害者支援施など

介護を必要とする方とご家族の日常生活を支え、想いに寄り添える介護福祉士を目指します

国家資格である介護福祉士は、介護を必要とする方の日常生活を支える専門的な知識と技術を備え、ご家族の想いにも寄りそう介護のプロフェッショナルです。本校では校内での学びと並行し、50を超える介護現場で、厚生労働省で定められた介護実習時間より30時間多く、介護実習と福祉施設のボランティアを行って実践力を高めています。就職後、すぐに生かせるICTの授業も充実。卒業生の多くが、即戦力として地元十勝の介護現場で活躍しています。

資格取得に向けて

介護福祉士国家資格

介護福祉科を卒業することで、国家資格(厚生労働省)介護福祉士資格を取得する受験資格があたえられます。

認知症ケア准専門士(認定資格)

認知症をより深く理解し、誰もが認知症を自身の問題として迎える環境を整える知識として「認知症ケア准専門士」があります。実習やボランティアを活かしながら、資格取得を目指します。

ケア・コミュニケーション検定 他

基本的な心構え、被援助者との関係構築、被支援者の症状に応じたコミュニケーション等に関する知識やスキルを勉強しながら、各種検定の資格取得を目指します。

将来への期待

就職率100%

国家資格(厚生労働省)介護福祉士資格を取得し地域の介護福祉を支えています。1期生より就職率は100%、介護業界で活躍する先輩も多くいます。

キャリアアップ

施設現場での介護から、地域を支える地域介護へのキャリアアップを目指した「介護支援専門員(ケアマネジャー)」を取得し、活躍もできます。

施設長や管理者への道

卒業生の中には、特別養護老人ホームやグループホーム等で、施設長や管理者として活躍している方もいます。介護サービス利用者の介護のみならず、地域福祉のリーダーとして、みなさんが安心して生活できる社会づくりに貢献できます。

授業科目 CLASS SUBJECT

1年次

  • 基礎科目
    人間と社会
    人間の尊厳と自立
    人間関係とコミュニケーション
    社会の理解Ⅰ・Ⅱ
    ICTⅠ・Ⅱ
    介護福祉論Ⅰ・Ⅱ
    栄養調理
    ケア・コミュニケーションⅠ・Ⅱ
    家庭生活支援技術
    生活支援のレクリエーション
  • 生活支援技術Ⅰ〜Ⅳ
    介護過程Ⅰ・Ⅱ
    介護総合演習Ⅰ〜Ⅲ
    介護実習Ⅰ(1週間/6月)
    介護実習Ⅱ(6週間/11月〜1月)
    認知症の理解Ⅰ
    障害の理解Ⅰ
    こころとからだのしくみⅠ・Ⅱ
    医療的ケアⅠ
    言語コミュニケーション(英語/日本語)
  • 選択科目
    放送大学Ⅰ・Ⅱ
    日本語リテラシーⅠ・Ⅱ

2年次

  • 基礎科目
    人間と社会
    ホスピタリティ
    地域福祉
    家政学(住居)
    家政学(被服)
    介護福祉とチームマネジメント
    生活支援技術Ⅴ〜Ⅷ
    介護過程Ⅲ
    介護福祉研究Ⅰ・Ⅱ
  • 介護総合演習Ⅳ
    介護実習Ⅲ(5週間/5月〜6月)
    発達と老化の理解Ⅰ・Ⅱ
    認知症の理解Ⅱ
    障害の理解Ⅱ
    心理学
    リハビリテーション論
    医療的ケアⅡ・Ⅲ
    国家試験対策
  • 選択科目
    放送大学Ⅲ・Ⅳ
    日本語リテラシーⅢ・Ⅳ
  • 受講したい科目のみを履修できる科目履修制度もあります。

人気のカリキュラム
ランキング

  1. 第1位

    生活支援技術

    生活を支える日常生活動作の意義や目的について理解し、観察、アセスメント、考察する能力を身につける。色彩学、アロマセラピーなども取り入れ、介護を必要とする利用者の心身の状態・状況に応じた生活環境のサポート、自立支援・尊厳の観点から生活支援を学習する。

  2. 第2位

    栄養・調理

    調理実習を行いながら、健康な生活を支援するために調理方法の基本を習得し、各種料理の特徴と調理方法の違いについて理解できるようになる。栄養バランスの良い献立の作成・障害に応じた食材の工夫や調理方法が実践できるようになる。

  3. 第3位

    生活支援のレクリエーション

    レクリエーションとは何かを理解し、自立に向けたレクリエーションの計画を立て演習を行う。安全で楽しめるレクリエーションを企画・運営ができるようになる。

アロママッサージとVR体験

我校の生活支援技術の授業にはアロママッサージ、VR体験などがあります。アロママッサージはアロマオイルの「香り」・「薬理成分」を使い、人の心と体のバランスを整えて、自己治癒力を高めていく療法です。もの忘れの症状が始まる前に嗅覚に刺激を与えることで、認知症を予防できる可能性があるといわれているます。マッサージを行うことでコニュニケーションもとりやすくなり、リラックス効果を与えることを学びます。VR体験では本人目線で疑似体験できることから、文字や知識だけでは伝えきれない情報を、実際に体験したかのような経験値として学ぶことができます。

先輩の声

介護福祉科卒業
大﨑 美優さん

利用者さんの笑顔を見ることが1番の幸せ

社会福祉法人真宗協会 特別養護老人ホーム 帯広至心寮勤務

利用者さんの日々の食事や入浴・排泄などの生活支援を行っています。常に利用者さんの望んでいることに耳を傾け生活に寄り添うことを心掛けています。

仕事においてのやりがいは、なんといっても利用者さんの笑顔をみることができること。その笑顔に自分も幸せを感じます。

学校では学生と先生との距離が近く、わからないことがあれば常に相談し、解決してきました。その経験は今も同じようにし、先輩に相談しながら現場で学んでいます。毎日精一杯で仕事をしていますが、心にも余裕を持って利用者さんと向き合っていきたいです。

他の学科もみてみよう